ハピコア系ユーロダンスの曲レビュー (10)


需要とか一切関係なくもう趣味の曲をやります。単発系アーティストでし。
たぶんここからはドマイナーです。


Gai Jin「Reality」1995

もうアーティスト名見ただけでも胡散臭さが爆発してるGai Jinさんですが…
とりあえずPVを見ましょう。
そうですね、現代風のエセ日本ですね、期待通りですね最高ですね
 ^^にんまり
いかにも90年代臭全開のなんかシュールな絵面で、そこはかとない電気(グルーヴ)臭というか脳内でクルクルミラクルが流れまくったというか。

この曲自体は和要素一切無い曲で(これもホント謎)、元ネタは80年代のRichard Sanderson の同名曲。とてもきれいなセンチメンタルハピコアに仕上がっております。曲はすごくイイんだよ!なぜPVがああなのか。

ちなみにCDの外面はこんなん。
karushiumu.jpg

無作為のようで全部食品系のパッケージから取ってるっぽいので統一感アリ。
ひょっとしたら日本語分かる人が関わってるのかもしれない。


Alp-Traum「Ich Will Kühe」1995

家電量販店のジングルのようなメロディと、なんか何処かで聞いたことがある音ネタ、
牛の鳴き声にヨーデルに何でもありのスピーディ感あふれるバカ楽曲。◯んこぶりぶりテクノ。
ドイツ語。

「Ich Will Kühe=私は牛になりたい」と連呼するこの曲、ドイツの旅行会社のCMが元ネタです。
そのCM、女の子の声でIch Will Küheと喋るのですが、要は牛みたく休みた〜い!ということらしい。日本的に言えば「お手々のシワとシワをあわせてテクノ」で良いんじゃないだろうか。ミックス名にあるBSE Mixなんか危険な香りでセンスがよろしい。B☆S☆E!

ネタ楽曲系列でも音ネタの入れ方が大変絶妙なので、クオリティは高い方です。おすすめ。

牛になりたいネタのハピコア曲はもう一つあり、
それが Tech-No-Logicの「Ich Will Kühe」互いに無関係の全くの別曲。
こっちも悪くないがAlp-Traum版のぶっ飛び具合にゃ敵わんなw


Dogma「In den Himmel fallen 」2003

これもドイツ語楽曲で、おそらく時代的に最後発のハピコア系ユーロダンスプロジェクトです。
見た目はアイドルか何かだが、そうやって売り出していた気配は無し。

当時の流行りである、太めに響くハンズアップ系サウンドが主ですが、BPM160超えのテンポ感と音使いは完全にハピコアのそれです。曲の緩急が印象的でとても良い楽曲なのですが、これともう一曲「Du Brennst Immer Noch In Mir」だけで終わってしまった短命プロジェクトです。かなC。

ちなみにこれ、作曲はLukas Hilbert氏で、彼は90年代のハピコア系アイドル:Blümchenの幾つかの楽曲を手掛けた人です。メロディアス曲調が彷彿とさせて泣けてきます。PVの女の子(Inkaちゃん)も細身でアイドルぽくて俺得趣味で泣けてきます。ああ!!
このあと時代は、ハンズアップトランス系隆盛に向かってまっしぐらですが、ハピコア系ユーロダンスの最後を伺わせる重要な一曲かなと思ったり。

《まとめ》ハピコア系ユーロダンスの曲レビュー

一連の特集のまとめページ。
ちくわさんは当時を知らないばかりか、クラブにすら行ったことがありません。
完全な一般音楽視聴層です。

アングラな曲と混ぜこぜになって
マニアックなままにさせておくのは勿体ない!との思いでした。

そんな曲を集めたのがこの
ハピコア系ユーロダンスの曲レビューシリーズです…


そっこのティーンエイジャー、ハッピーソング大好きな野郎(おネエ)ども!!
とにかく楽しいから聞きなさぁーーい!!
だってもう、やたら可愛い曲とやたらノリノリな曲の宝庫だったんですもん…


レビュー(感想殴り書きYouTube試聴)目次
(序) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9)
YouTubeリンクが消えていたら、再度検索し直してみてください。
心優しい人がまた上げてくれている、ハズ?




《ハッピーハードコアとは?》
要するにテクノの一派です。速いテンポの音楽。
分かりやすいメロディ、ハッピーでファンタジーで
歌モノは短い歌詞をひたすら繰り返す。
ピアノの音と、強い四分打ちのバスドラム等が特徴。
ちなみに、このシリーズのタイトルにもあるハピコア系ユーロダンスという言い方は私の造語です。


《このシリーズの曲全てに共通する傾向》
1995?96年頃のジャンル:ハッピーハードコアの曲
 ブレはあるけどOldschool hardcoreとかRaveとか呼ばれたりもする曲たち。
 要は昔の。UKハードコアは範囲外。

ユーロダンス要素のある曲•アーティスト
 曲調はHappy Hardcoreですが、
 Eurodanceの一派的な存在のアーティストで構成されています。
 見事に「ユーロダンスのアーティスト」でも辿れる。
 ↑試しにオランダとドイツのとこを覗いてみよう。ちなみに日本はっつーとなぜかglobeがいる。
 
 ユーロダンス系ネットラジオで曲があっけなく聴けたりもします。
 アンダーグラウンドなテクノの域を脱した印象の、
 ひたすらハッピーで速さのある聞きやすいダンスソング。
 物によっては殆どポップスの領域。

歌モノ
 非インストゥルメンタル。女性ボーカルばっかなのは個人的な趣味。。。。。。。。
 歌詞は短いのが多いですが、メロディにそって歌えます。

PVの存在する曲(ない物は無いとその都度説明)
 ということは、普通にTVで曲が流れる機会がある訳です。
 アーティスト本人が歌番組で歌うこともある訳です。ね、普通の洋楽でしょ?

 
※この辺のアーティストの曲は2000年以降、ユーロトランスの曲としてカバーされまくります。どの曲がとかもう言わんけど。曲をiTunesStoreで探そうとすると、カバー曲の方が見つかったりします。試しに曲名で検索してみて。



《研究:ユーロダンスmeetsハッピーハードコア》
どうやら95?96年頃は速い曲が流行っていたみたいで、
ユーロダンスの曲にBPM150以上の曲が割と存在する時期になります。
ハピコアは一般ピープルとは無縁そうなアングラなテクノのジャンルと分類されているみたいだけど、今こうして時期と系統を限定して集めてみると、ポピュラーダンス音楽の一派としか思えません。実際ヨーロッパではヒットチャートに載るレベルで、アイドルらしき人(注1)もこのタイプの曲をたくさん歌っています。アニメやゲームのジャンルでもこの曲調(注2)は発見できます。いやはや凄いものである。

この後、この速いユーロダンスとも言えるハピコア曲は、急激に少なくなります。
かなり短い間の流行だったようです。
しかし後々の、速いバブルガムダンスの一団(注3)がノリが似てる所があるので、まあ、いいか、みたいな。



※(注1)アイドルらしき人
ハピコアサウンドが特徴の女性ソロかグループの人。容姿が可愛く(ジャケ写真で判断)、クラブっぽさの少ない曲を歌うアーティストをそう表現してみた。そのほとんどが一発屋で地域限定なので、正直アイドルと呼べる存在なのかは謎。だから限りなく情報が少ない。
この特集で確定してるのは、Blümchen(ドイツ:非一発屋)、Kajsa(スウェーデン)、Xenia(ドイツ)。以上三名。
あくまでも「確定」なので実際はもっといるはずである。



※(注2)アニメやゲームのジャンル
アニメやゲームの公式ソングが思いっきりハピコアだった例。もちろん外国でのおはなし。
セーラームーン(ドイツ版アニメのOP)、ソニック「They Call Me Sonic」(ゲーム、ソニックザヘッジホッグのイメージソング?)。
を確認済み。



※(注3)速いバブルガムダンスの一団
2000年以降ぽつぽつ現れる。AquaとかToy Boxの様なお子様感のまま速くしちゃった曲群。ある意味究極のハッピー感。Disko Warpレコードの一連の曲とSAIFAM系の速いお子様ユーロが顕著。
Jenny Romはこれ。Caramellの(Speedycake Remix)群もこの曲調と言えばそうなる。

この特集のメインが《初期Dancemaniaの速い曲のアーティスト》なら、
こちらは《DancemaniaSPEEDのユーロビート系のアーティスト》である。




★2010年1月17日更新★
以前の記事もリンク、記事内容等修正済み。
リンク切れで聞けなかった方、今のうちにどうぞ

ハピコア系ユーロダンスの曲レビュー(9)

主に1995?96年頃のジャンル:ハッピーハードコアの曲
他記事はカテゴリからどうぞ!!
この特集の詳細はこちら《ハピコア系ユーロダンスまとめ》です

おそらく今回で紹介は最終になります。
大体有名どころは紹介できたんじゃないかと。
(実は、いくつか抜かしてはいるんですが、、、たはは)



Infinite-e「Ask an Angel」

ポルトガルの、ハウスやドラムンベースなど様々なジャンルの曲を作ってるグループ。
が、この時期に作ったハピコアソング(何の気まぐれだ?)。
マイナーな割に良く出来た歌だったので紹介。

ギターの音がメインの、高音ボーカル&ラップの
四分打ちバスドラが目立つ音作り。
どちらかと言えばファンタジーなイメージの曲。
なのにしっかりとしたラップパートがある。
ギターによるファンタジー感とラップとのコラボをお楽しみください。

PVは無いらしいが、こちらのサイト(公式?)で曲がフルで聞けます。






Clock「Holding on 4 U (Visa Radio Mix)」

日本盤が存在する、パーティソングなユーロダンスど真ん中のグループだが、
ハピコアリミックスが存在していて、今回紹介するのはそれ。
Visaはハピコア曲「Fly Away」なんかが有名ね。
シンプルで落ち着いた展開の曲で、
「I'll be holding on for you」と連呼する、パワフリャーなボーカルが心地いい?
いい環境で効くとシンセが響く感じで広がりを感じるな。

日本盤買ったらこの曲のスローなバージョンが収録されててがっかりしたわ?
「Whoomph! (The Visa Treatment)」が入ってたから良かったけど。



Critical Mass 「Happy Generation」

シメにこの曲持って来たで!
ユーロダンス”ポップ”要素の強いハッピーな曲。
女性ボーカル+男性ラップで、はっきりしたメロとサビの流れがある。
楽しいんだけど、切なくも聞こえるメロがサビに向かう展開が上手過ぎ。
シンセとピアノと適度なアゲ感、分かりやすいメロディ、
なんだか日本のCMで普通に聞けそうです。
ボーカルの(バブルガムの人っぽい)声質が好きだなあ、、、

→その他のハピコア曲
「Burning Love」「Believe in the Future」
「Burning Love」はピアノによるもっと切ないメロディ。
すげーなー、このセンス大好き。


彼らは2009年現在ライブで出演してるみたいね。いいな!いいな!

ハピコア系ユーロダンスの曲レビュー(8)

主に1995?96年頃のジャンル:ハッピーハードコアの曲
他記事はカテゴリからどうぞ!!
この特集の詳細はこちら《ハピコア系ユーロダンスまとめ》です

深すぎるわ…この世界…収拾つかん…



Xenia「Heartbeat」

ドイツのアイドルの人(ソロ)。
この曲はやたら良く出来たファンタジーダンスソングで、
サビとメロが存在するポップス的構成です。
口笛の音と疾走感あふれるシンセとXenia嬢のけだるい感じの歌い方が
実に良く合っている。
この清々しいポップ感は他ではなかなか得られません!
さて、これが例のPVなのですが(ダンスマニア4参照)
どの辺がスピルバーグも使用したスパコンなのかサッパリ分かりませんが、
内容はオネイサンをひたすら映し出すアイドル的PVです。超可愛いです!以上。


どうやら、彼女は現在も映画やTVで活躍中っぽい。
参照:Wikipedia Xenia Seeberg

余談:彼女の出演作品を巡ってたら
「機甲戦虫紀LEXX」というSFドラマシリーズに引っかかってしまい、
大変にハマってしまいました。コレについてはいつかまた(ニヤリ)




Joyspeed「Itzy Bitzy Spider」

はい!この曲前に紹介しました。←参考に見ておくと分かりやすいです。
今回は曲の中身について語る。
Joyspeed=Aquaです。メンバーが完全に同じ。一発屋。1995年。
女性ボーカル+男性ラップの展開で、
メロディは日本で言う「大きな栗の木の下で」を使用。
お子様な曲には間違いないのだが、あの強烈バブルガムサウンドとは距離がある。
なんせ、リーナさんが馬鹿可愛いバービーボイスで歌ってないという、
かなり普通の声で歌っている。
ヲタ的に説明すれば「Roses Are Red」歌ってた時の声。
ゴニョゴニョ音も標準装備。ノリとインパクトは弱めだがこの特集的には見事なハピコア。
PVはあるんだか無いんだか分からん。見たこと無い…



T-ma a.k.a. Falco「Mutter, Der Mann Mit Dem Koks Ist Da」

オーストリアのポップス・ロック系アーティスト FalcoさんのT-ma名義の曲。
ジャンル違いの世界からコンニチワなのですが、この曲は明らかにハピコアです。
サビでの聖歌隊風ボーカル、そしてFalcoの語りが最大の特徴。
でもねえ、決して平和的歌詞ではないんですよ。(手をつないだりパラダイスに行かない)
訳しても…コークスが何を指しているか分からん…深い意味あるのか?
でも時々鉄琴が鳴ってたりして、聞いてる分には十分ファンタジーなんだが。
他の曲に無い、深みのある曲。むたー!おー!むたー!
PVは色んな意味でおかしいので見るべし!

Falcoさんのことはココが詳しい。
本来は、こういうアーティストです。なお、故人。

ハピコア系ユーロダンスの曲レビュー(7)

お久しぶりです~1年ぶり?このシリーズ。
もうPVとか無いレベルの曲も多くなってきたが、神髄見たりって感じで面白い。

主に1995?96年頃のジャンル:ハッピーハードコアの曲
他記事はカテゴリからどうぞ!!
この特集の詳細はこちら《ハピコア系ユーロダンスまとめ》です



Interactive「Living Without Your Love」
うわー完全にわすれていまった!アルバムまで買ったのに…

男性ボーカル(この特集初!)のハピコアソング。
優しく歌っているので、とっても聞きやすい。リスニング用にどうぞ。
サイレンのようなシンセと笛っぽいシンセが特徴の平和的ファンタジー曲。
それほどテンション高く無く、
なんと言っても「ぱぱらーらーら♪」のスキャット?が癒されるというか
ハピコアのハピネス面はこんなのだよのお手本みたいで好きだわ?

PVは…なんだか学生作品の様な気もするが、うむ。
階段をひたすら見せるシーンは好きだな。

→その他のハピコア曲
「Forever Young」「Tell Me When」
「Tell Me When」はDancemania1収録。やっぱダンスマニアってすげー。



Starchild「Starchild」

良く通る低年齢系高音ボーカルと激しいシンセ展開で撃沈。
ゴリゴリと騒がしい曲調で短い歌詞を繰り返します。相当なアッパーさです。
本当に本当に可愛い声で私が一番好きなタイプの声質。これが地声なのかは不明。
うーん。美味しすぎる…じるじる

PVはしょぼいCG満載の曲と合ってない感じの謎のお姉が(コメント略)

Tomas Dankoさんのプロジェクトの一つらしい(スウェーデン産)が、
あちらこちらでDuneの「Starchild」と間違って紹介されていた問題曲。
(でも高音の出し方とか歌詞の雰囲気とか似過ぎだわw)
でもこれ”間違った方”で検索した方が効率よく歌詞も曲も何もかもヒットする。



Die Kranken Schwestern 「Wenn er vor mir steht」

ジャケカバーを見ると三人組に見えるのだが、詳細が全く分からない、
多分アイドル属性のグループ。ドイツ語。
メロとサビの構成のアイドルポップス的キャッチーさのある曲。
まんまBlümchen路線です。でも複数人で歌っているのでアイドルさ増大。

超絶マイナー曲なのにiTunes(日本)で普通に買えてしまう。
"楽し!カワい!のiMix"にも早くから入れてたんで、知ってる人は知ってるかもね。
スキャット豊富でシンプルなユーロダンス的ノリの良さは
バブルガム曲でも親和性が高いくらいで、結構ヘビープレイだったりする。

→その他のハピコア曲
「Ich hol dir einen runter」
こちらは地味目だが速くてノリやすくてなかなか!

テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

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